５施設競合なし

周防大島町内５施設の指定管理者の指定についてHPで公表されています。指定に反対した理由は以前のブログで書いたとおり、指定管理者制度の目的である「民間のノウハウを活用した効率的かつ効果的な公共施設の運営」が見受けられないという点に尽きますが、今回の５施設全てが応募１社で競合がないという事は、町の指定管理者制度及び町の姿勢の根本的な問題を表しているのではないかと思います。初期の段階で制度の検証を求めた際には、当時の町長は「まだ導入から数年しか経っていないので検証する段階にない」と否定していますが、それは言い換えれば検証の必要はあると言う事だと受け止めていましたが、これまで部分的な改善はあっても根本的な検証は行われていません。そういう姿勢が町の指定管理者制度の閉塞化を招き、こういう決して望ましくない結果を招いているといっても過言ではないでしょう。

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